
身体のバランスをとり、酷暑を乗り越える対応方法
前回のシリーズ4で述べました様に、夏の暑さの対応は身体の自律神経(特に副交感神経)が重要な働きをしています。従って、自律神経のバランスをとる為の効果的な身体の対応を述べたいと思います。足、呼吸、背部(特に脊柱の周囲)や頸部(脳の循環をよくする為に)については下記の通りです。
①足に対して 足の筋肉(特に足底筋)の緊張をほぐし、血流を良くすることが大切です。足の血流が良くなると身体全体の血流が正常になり、頭部、特に脳のうっ血がとれて呼吸が楽になります。副交感神経が正常となるきっかけになると思います。
②呼吸 呼吸、深い腹式呼吸をし、腹部や胸部の内側の血流を改善し身体内部の冷えを解消します。そのことにより、体温調節の機能が効果的に機能するようになると思います。特に腹部と胸部の内側からの筋肉の緊張がとれてきますと、消化器(胃、小腸、大腸)や呼吸器の機能が改善しその結果、心臓の働きもよくなります。